規則正しい生活が解決策なのか?

 

 

 

僕自身は早寝早起きだ。

そして日々のルーティンを大切にする。

毎朝起きたらブログを書く。
毎朝ブログを書いたら走る。

あ、以前この順番を
夏には逆にするぞって書いたけど、、、

朝一番はランニングに変更

2025.07.03

何日かやってみたけどうまく行かなかった。

やっぱ最優先事項はブログだった。
なので元に戻っている。

って話がそれた。

要するに――。

僕自身はかなり規則正しい生活をしている。

最後に徹夜をしたのは、いつだろう?

確かあれはかれこれ20年前、
30代のときだった。

正月明けで、寒かった。
金曜日の夜遅く。
誰もいない静かなオフィス。

でもどうしても仕上げたい仕事だった。
驚くほどの情熱を燃やしていた。
終電すぎたらもうヤケクソだった。

気づいたらいつの間にか
冬の弱々しい朝日に囲まれていた。
我ながらあの集中力はすごかった。
晴れ晴れした気分で早朝の電車で帰った。

でも徹夜すると、その後何日か
ものすごくダメージ食らうんだよね……。

鬼編集長は編集作業が佳境に入ると、
ほとんど徹夜で校正したりするけど、
あれは僕には絶対にできない。

僕には絶対にできない。

だから早く寝て早く起きて
脳がフレッシュな朝にやる。

って話がそれた。

「規則正しい生活が大事」

それを言いたい気持ちはよくわかる。
僕自身、毎日そういう生活をしてるから。

でもそれを人に押し付けるのは違う。

つまり不登校・ひきこもりに大切なのは
規則正しい生活なのだ、と。

そう言う人たちがいる。

あるいはゲームやスマホは
害悪だと言う人たちもいる。

家の中の居心地が良すぎるから
外に出られないのだと言う人たちもいる。

確かに規則正しい生活に変えることが
きっかけになる子も中にはいるだろう。

たとえば僕のようなタイプであれば。

でも身近に見ても思う。

鬼編集長や忍介みたいな
夜型タイプには規則正しい生活が
うまく作用するわけじゃない。

もっと違う「別の何か」が
作用する人たちなのだ。

例えば鬼編集長は入稿が迫っていれば、
どんなに夜遅くなっても必ずやり遂げる。

例えば忍介はどんなに夜更かししてても、
大学の一限の授業がある日は早起きする。

要するに、

「やる気+使命感 > 規則正しい生活」

つまり「やるときはやる」タイプなのだ。

僕は違う。

毎日の生活を極力整えることで
エネルギーを保っている。

「規則正しい生活 = やる気+使命感」

僕の場合の数式はこうなる。

逆に言えば火事場の馬鹿力が出せない。
だから常に水位を高く保つ必要がる。

そうやって人それぞれタイプがある。

だから十把一絡げに
「規則正しい生活」
を謳う人は、僕は信用ならない。

自分の価値観押し付けてるだけじゃんと。

でも不登校界隈でも多いんだよね、
こういう人って。

そして共感を得やすい。
言ってることはどこも間違ってないし。

「夜ふかしでも徹夜でもいいよ」
「ゲーム好きなだけやったらいいよ」

こんなことを言うと一見、無責任に
甘やかしているようにしか見えない。

だから支持を得にくい。

でも本当は、本質はこっちなんだよね。

ということで、結論。

何かとすぐに具体的な生活改善、
を言う人にはご用心デス。

ふぅ。

「みんな違ってみんないい」

これ、よく安易に言われることだけど、、、

本当に、本当に難しい話だよね。
「信じて見守る」もそうだけど。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。