空色心経

 

 

今日は本の紹介です。

でも不登校まったく関係ありません。

この記事を読んで。

さっそくポチって、昨日電車の中で読んだ。

「般若心経」をテーマにした作品だ。

仏教との関わりについて言えば、
僕はごくごく平均的な日本人だと思う。

つまり、般若心経の存在は知っている。

だけど何が書かれているかはよく知らない。

特に熱心に知りたいとも思っていない。

でも、もしわかりやすく伝えてくれるのなら
知るのはやぶさかではない。

まあ、そんなところだ。
(あなたもそうですよね?)

コロナ禍の日本と、紀元前のインドの、2つの物語が絡み合いながら展開。

という設定。それにコミック。

その2点に惹かれて読んだのだけど、

これが、マア!!!

すごく良かった。

抑制の効いた演出。
静かに淡々と進む物語。

だけど後半に突然、
あっと驚くような「転調」があって。

全米が泣いた、ではないけれども。

電車の中だったけど不覚にも
全オレがうるっとなった。

とにかく表現が抜群に秀逸だし、
2色で描き分ける斬新さ。圧倒的な画力。

そして随所に散りばめられた伏線。
回収されまくるカタルシスも半端ない。

本当にしみじみします。

大切な人とのこと。
この今を生きるということ――。

いや、やめよう。言うと安っぽくなる。

こうの史代さんの作品は
映画『この世界の片隅で』で観て
すごく良かったのも思い出したけど。

あの世界観が好きな人なら
絶対おすすめです。ぜひ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。