極端な話、もうそれで全てなんじゃないかと

 

早起きした日は積ん読の日!

ということで読んだ。

成績オール1からの志望校合格‼︎

と帯にあるように、
中学2年でいじめに遭い、
不登校になった娘が
学校の助けを借りずに
高校に合格するまでを描いた
コミックエッセイだ。

サラッと読めるけど
「あるある」と「既視感」が
盛りだくさんで良かった。

ご興味ある方はぜひ。

詳細は端折る。

「やっぱりここだよなあ」

と僕が思ったのは、著者の青木さんが
ホームエデュケーションの本を読んで
あれこれ考えるくだりだった。

学校があわなかった。
●才から行ってない。
でも今こんな仕事で頑張ってる。

そんな例を読んでの反応だ。

これはあくまでも成功例であって
うちの子がそう上手くいくとは限らんのでは⁉︎

あー 私って凡人‼︎
ただの凡人‼︎

自由が一番って思ってたやん!
学歴とかどうでもいいって思ってたやん
安定とかおもしろくないって言ってたやん‼︎

それなのに‼︎

娘にはちゃんと学校に行って勉強して
ちゃんと働いてほしいって思ってる

つまんない‼︎
つまんない人間だな私は!

いや、コレわかるなあ。
わかりすぎる。
そう思いませんか?

自分が若い頃は散々、

「フン! 保身だらけの大人なんて」

と鼻で笑ってロケンロールに
青春捧げていたのに、だ。

いざ、子どもが学校に
行かなくなると途端にこうなる。

ちゃんと学校に行って勉強して
ちゃんと働いてほしい

なぜか?

「にんげんだもの(相田みつを)」

というのがオリジナルで、
このブログではもちろんこう変換される。

「親だもの(金子じゅんいち)」

何が言いたいか?

やっぱり「あとがき」の
この一節に尽きるかなあ。

子育てにしんどくなった時に私はいつも、娘が生まれてきた時のことを思い出すようにしています。あのとき「生まれてきてくれて良かった‼︎」って思いました。大抵の親がそう思ったことでしょう。
極端な話、もうそれで全てなんじゃないかと。それ以上は贅沢だと。

いや、本当にその通りだと思いませんか?

学校には通ってなくても生きてるじゃん! 良かった! 行かなくてもいいよ!

まー、中学くらい行かなくってもなんとかなりますよ!
と、今なら経験者としてはっきり言えます。
なかなか渦中では思えないことなんですけどね〜。

なかなか渦中では難しい、
これもまさしくその通りで。

だからこそ、こういう先輩たちの
ナマの経験談、たくさん知っておくことが
大事なんじゃないかなあと思います。

っていつも同じこと言ってますね。笑

今日も良い1日を。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。