数日前――。
「お父さんが好きそうなアニメ、
NHKで始まってるよ」
そう教えてくれたのは
我が家の19歳だった。
「ほう。どんなアニメ?」
「地動説をテーマにした話で……」
「知ってる、知ってる!チ。だろ?」
「あ、知ってるんだ」
「マコなり社長が動画で激推ししててさ、
絶対読まなきゃと思ってたんだ。
アニメもいいけど一気読みしたいんで、
よし、全巻大人買いするぞ」
ということで届いて、昨日の午後。
一気に全8巻を数時間で読んだ。
いやあ、シビれた。
なんともアチー話だ。
特に最終8巻、
何度もじわっと涙がにじんだ。
どんな話か?
アマゾンの商品紹介コピペします。
動かせ 歴史を 心を 運命を ――星を。
舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――
命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか? アツい人間を描かせたら敵ナシの『ひゃくえむ。』魚豊が描く、歴史上最もアツい人々の物語!! ページを捲るたび血が沸き立つのを感じるはず。面白い漫画を読む喜びに打ち震えろ!!
【編集担当からのおすすめ情報】
読み終わって「やべえな」と小さく息を吐いて、TwitterやLINEで知り合いに「これ読んだ? やばくない?」って伝えるような漫画があると思うんですが、この漫画はそれです。ぜひそうしていただけますと幸いです。
これ読んだ?
やばくない?
まさに、そう言いたい!笑
思ったこと。
- 命を賭けてでも真理を追い求めてしまう、人間という存在が無性に愛しい
- いや、改めて思うんだけど、地動説って最高にクールでかっこいいな
うーん、書き出してしまうと安っぽい。笑
でもね、本当にそう思いました。
火星の逆行とか、満ちる金星とか、
正円ではない楕円軌道の発見とか、
そういうちょっとしたディテールも
天文初心者にはなかなかに良かった。
ついでにアニメ版の第1話も見た。
もちろん、アニメ版も良かった。
でもコマ割りのテンポやスピード感、
ここぞのシーンのド迫力見開きなんかは
やっぱり漫画版のほうがいいな。
なにより数時間で一気に壮大な物語、
全部くまなく堪能できるのが断然いい。
もうね、1巻目の最後できっと誰もが
確実に読むのをやめられなくなります。
よろしければぜひ。
さあ、今日はルヴァン準決勝第2節だ。
怖いけど、今日という日はもう来ちまった。
ならば、応援あるのみ。
キックオフ2時間前、選手たちの
バス待ちから出力全開で弾けます。
良い1日を。
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