20年

フリーランスの特権はなんと言っても
時間の融通がきくことだ。

ということで
昨日は朝一番で床屋さんへ行った。

川崎に越してきてからだから、
もう20年、通っていることになる。

ご主人と奥さんと、息子さんと
3人でやっている小さな理髪店だ。

最近は息子さんが刈ってくれることが多い。

でも昨日の朝はご主人だけだったので、
久しぶりに彼が担当してくれたのだけど、、、

もう、随分と動きが小さく、スローで。

正直、痛々しかった。

考えてみれば、ご主人も
僕の親より少し若いくらいなのだ。

20年。

昔のテキパキしてた残存記憶があるので
今のご主人を少し痛々しく感じる。

だけど、鏡の中の我が身を見れば
おでこにシッカリしわがある。

昔は僕と一緒に来ていた忍介も、
不登校になったのをきっかけに
床屋さんには一切行かなくなった。

流れる年月は本当に、本当に早い。

後から登場した息子さんが
仕上げを担当してくれたのだけど、
ずいぶん長い時間をかけて仕上げてくれた。

何が言いたいか？

切ないね。いろいろと。

でも決して後戻りはできないのでね。

漕ぎ出していきましょう。

流れには逆らわずに。
ゆらゆらと。

今日も良い1日を。

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