不登校は解決しようとしないでください。
いや、正確に言うと違うな。
「不登校の解決は再登校」
とは思わないでください。
どういうことか?
2つの例で解説する。
まず誤った考え方から。
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①学校に行けなくなった。
↓
②親や先生がなんとか子どもの再登校をサポートする。
↓
③めでたく学校に行けるようになった。
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これは解決じゃない、
ということを声を大にして言いたい。
そうではなく――。
ぜひこう考えてほしい。
====================
①学校に行けなくなった。
↓
②親として心配はある。
↓
③でも不登校そのものが問題じゃない。
↓
④問題なのは不登校によって子どもの心が傷ついていることだ。
↓
⑤だからきちんと子どもの心のエネルギーが満ちることが大事。
↓
⑥ちょっとやそっと、勉強が遅れたくらいで人生に影響はない。
↓
⑦そう親がしっかり構えて見守る。要は腹を括る。
↓
⑧時間はかかるだろう。でもそれがどーした?
↓
⑨それでも揺れる時は親の会につながったり、びーんずネットの本を読む。
↓
⑩大事なことは再登校じゃなく、子どもが自己肯定感をしっかり育むこと。自分の人生を歩むこと。
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特にこの⑦の「要は腹を括る」から
⑩の「子どもの人生の歩み」にまで
焦点を当てた長いスパンの行程こそが
僕の思う「不登校の解決」だ。
結局、親にとっては覚悟の問題なのだ。
行く行かないなんて
単なる結果のひとつでしかない。
本質はそこじゃない。
こうやって書き出してみても思う。
不登校を数週間でなんか、
解決できるわけがない。
っていうかそもそも再登校を解決と見るの、
絶対やめた方がいい。
そうじゃないから。
子どもの自己肯定感下がったままじゃ、
それ解決とは言えないから。
登校したとしても心が死んだままじゃ、
それハッピーエンドでもなんでもないから。
でも無責任な広告で煽る
うさんくさい人たちは、
残念ながらいっぱいいる。
どうかそんなのに引っかからないでほしい。
不登校を数週間でなんか、
解決できるわけがない。
「1週間で5kg痩せます」
という魔法の薬がないのと同じだ。
不登校も時間がかかります。
そして難しいです。残念ながら。
でもこれは親にとってはいい機会なんです。
とことん、悩みましょう。
掘り下げましょう。
自分の価値観を。
自分の子育てを。
何が本当に人生にとって大事なのかを。
数週間でお金で解決なんかしちゃダメです。
とにかく再登校を解決だ、
と思っちゃダメです。
もっともっと、もっともっと
タームの長い話なんです、不登校は。
根本を見直す話にもなるんです。
安易に、強引に、
子どもを動かそうとすると、
必ず逆効果になります。
親は無力なんです。
親は無力で当たり前なんです。
それでいいんです。全然OKです。
あなたの子育てが間違ってるんじゃない。
あなたは悪くないです。
そして子どもも悪くないです。
誰も悪くないんです。
不登校の子を持つ親に共通する特徴なんて、
そんなのあるわけないんです。
エセ科学もいいところです。
とにかく安易に、強引に、
子どもを動かそうとしないでください。
たかが学校、ですが、
されど学校、でもあります。
最悪、子どもの命にかかわります。
このブログにもうさんくさい広告が
しょっちゅう表示されると思います。
僕はそのたびにGoogleあてに
不適切のフィードバックをしています。
でもまるでモグラ叩きのようです。
平気で表示されるのを歯痒く思ってます。
ちょっと愚痴を吐こうかな。
Googleさん、
俺の出す広告にはやたらと厳しい。
屋号が記載された開業届けや
税務署の判子押された書類見せろとか、
平気で言ってくる。
(もちろんちゃんと見せている)
それでも時々広告を止められる。
もちろん手違いの異議申し立てをすると
当然再開されるのだけど、
そんなこんなはしょっちゅうある。
なのにうさんくさい広告には滅法やさしい。
なぜですか?
なぜなんですか?
絶対おかしいじゃんね?(心の叫び)
ということも含めて、一度しっかり
お伝えしようと書きました。
繰り返します。
不登校は数週間で解決しません。
不登校の子の親に特徴なんてありません。
そんなこと言うところは、
ダメなところです。あまりに無責任です。
結局、お金だけ取られて終わりです。
あなたに届くといいのですが、、、
今日も良い1日を。
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