もし今日が人生最後の日なら、今からすることを本当にしたいだろうか?
スティーブ・ジョブズのそんな言葉をお守りに、思い切って20年間のサラリーマン生活に終止符を打ちました。現在は不登校に悩む親に向けたプロジェクト「びーんずネット」を運営しています。
思い起こせば、自分の価値観を劇的に変えるきっかけを作ってくれたのは、5年前の息子の不登校だった。
ありがとう、忍介!
行きたくない > 行くべきところ
は、アリでいいと思う。
いや、アリでいいと思うようになった。
彼の不登校を経験して以降。
学校なんて、別に行かなくたっていいんだ。
勉強なんて、したくなったら本人が好きなやり方ですればいいんだ。
僕自身の考え方が、そう変わった。
それはもう本当にコペルニクス的な変化だった。
だから、今度は僕の番だと勝手に思っている。
正直に言うと、僕自身、これからのことでは不安だらけだ。でも、
会社員なんて、別に辞めたっていいんだ。
仕事なんて、好きなことを好きにやっていけばいいんだ。
さよならブルーマンデー!
それを、身をもって示したい。
失敗したり、みっともなく、もがく部分も含めて。願わくば。
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このブログでは「不登校」を大きなテーマに据えつつ、学ぶことや、子育て、学校、趣味のマラソンまで、幅広く、ゆるく、書いています。
息子の不登校を経験した親としての僕が、今にして思うことなど、このブログが少しでも、悩むあなたの助けになれば。
あなたの新しい気づきのヒントになれば。
残念ながら、今のこの国の「公教育一択」という状況が続く限り、子どもたちの不登校はなくならないと思う。
でも、ささやかながらも、経験者として発信を続けることで、親の「不登校の悩み」は、出来るだけなくしたい。
少しでもその後押しが出来たら、嬉しいです。
■名前:金子純一
■生年:1972年
■趣味:マラソン(ベストタイム:3時間23分38秒/湘南国際マラソン2016)、サッカー観戦
■家族:妻(あかね:びーんずネット代表)、息子(忍介(仮名):小学三年生で不登校。忍者好き)
■好み;ビートルズ、カート・ヴォネガット、川崎フロンターレ
■リンク:びーんずネット|http://beans-n.com/
■フェイスブック;https://www.facebook.com/beansnet123
このページの写真はイスラエル・ガリラヤ湖畔の「山上の垂訓教会」の近くで撮ったものです。宿泊したティベリアという町から自転車を1時間半漕いでやっとこさ、この丘の上の教会に辿り着きました。
「山上の垂訓」は、マタイ伝とルカ伝に出てくるイエス・キリストの教えです。こころの貧しい人たちは幸いだ、天国は彼らのものである、という例のアレです。僕はクリスチャンじゃないけど、カート・ヴォネガットが「国のない男」で言ったこと(もし山上の垂訓がこの世に無かったなら人間なんかでいたくない、ガラガラヘビでいる方がマシだ)に賛成で、死ぬまでに一度、ぜひともその場所を訪れて、その雰囲気を肌感覚で確かめたいと思っていました。
現地で僕なりに探して、2000年前にくだんの垂訓が行われたのはこの場所だ、と思い定めて撮影したのがこのページの写真です。もちろんあの教会の場所自体、後世の人間の当てずっぽうだし、場所がどこかなんてただの個人の勝手な思い込みですが、今思い出しても実にピースフルな場所でした!